のっとぇの技術メモ

Windows,Linux,インターネット関連の技術メモや紹介

Friday, August 28, 2009

Viliv S5内臓のGPSの動作確認

GPSの動作確認には以下のソフトが良いです。

VisualGPS

実際のマップ表示には別のソフトを使いますが、通信速度の設定だけで
設定がいらないので動作確認には最適です。
起動時にsetupにてGPSポートの通信速度に合わせて速度を設定します。
速度は本体付属のGPSswitchで変えられますが、初期状態では9600bpsになっているはずです。
設定して本体を衛星の電波が受信できる場所に持っていくと円形のレーダーの場所に
受信した衛星が表示されるはずです。

エラーメッセージなど出た場合には、GPSがONになっていないか、ドライバが入っていないか
GPSswitchで何度も設定しなおしてしまった等が考えられます。
Bruleから送付されてきた状態で、OSの再インストールとかしてなければドライバは入っていますので
デバイスマネージャで、ポート(COMとLPT)にGPS Port (COM1)となっていることを確認しましょう。
無効になっている、GPSswitchで何度も設定した場合は、再起動しましょう。
それで復帰するはずです。
メーカーのFAQ

で、実際のナビソフトですがフリーのソフトもあります。

gpsVPxpというソフトです。

使った感じからは、まともに使おうと考えるなら市販ソフトをお勧めします。
なぜなら地図データがないので、別途取得する必要があり、
無料だとGoogleMapから取得してくるのですが、その場所を表示する毎に
マップ情報をネットから取ってくるのでレスポンスがひじょうに遅く
地図データ取得の為に常時接続してなければいけません。
一度アクセスすれば地図データはそのまま保存されるので、二度目は早くなります。
よって、一度使うルートをなぞっておいてオフラインで使う方法は出来ますが、
縮尺を変えるとデータは別扱いなので、全ての経路を拡大縮小しながら網羅するのは
結構時間が掛かって大変です。
あと、起動時このソフトはCOMポートを初期化しないため、他のソフトで初期化する必要があります。
そこで先ほどのVisualGPSを動かして初期化するといいでしょう。
これらの面倒な手順をやりたくなければ、市販のソフトを買いましょう。

市販ソフトMapFan Navii
http://navi.mapfan.com/
gpsVPxp参考サイト

他にもナビソフトではありませんが、GPSを使った現在位置通知サービスも対応しているようです
今ココなう!(β)
http://www.fujita-lab.com/imakoko/download.html




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Tuesday, August 25, 2009

Viliv S5について調べてみる

今さらながら、「Viliv S5」について調査してます。

■i-viliv Update Manager
「Viliv S5」のドライバを最新版にチェックと更新をしてくれるソフト
ディスクトップのi-viliv for MIDアイコンクリックで起動。
ドライバ一覧が表示され左側がインストールされている現在のドライババージョン
右側がメーカーサイトに上がっているドライババージョン。

■GpsSwitch
内蔵されているGPSは通常COM1ポートに割り当てられていますが、そいつの通信速度をソフトにあわせて変更するためのツールです。デバイスマネージャで、ポート(COMとLPT)にGPS Port (COM1)となっていることを確認しましょう。

■vilivManager
以下の設定・確認用プログラム。
・無線LANやBluetoothをON/OFF設定。最初OFFになってます。
・LCDの明るさ設定
・タッチパネルのキャリブレーション(タッチ位置のズレとかの調整)
・起動時に立ち上がるユーティリーティの設定
・SysteminfoでBIOSバージョンとシリアル番号が確認できます。
常駐プログラムらしくCLOSEボタンで閉じるとタスクトレイに残っています。

■Fastweb
オリジナルブラウザ。かなり軽いです。

■vilivPlayer
動画再生ソフト。使いやすいかは微妙...

■MusicStudio
音楽再生ソフト。使いやすいかは微妙...

■VilivSoftKeyboard
バーチャルキーボードソフト、自動起動しています。
本体の右側の3つのボタンの一番下で呼び出せます。
このバーチャルキーボードけっこう使いやすいかも。複数キーの同時入力にも対応してるし。

そーいえば、液晶の保護シートですが私は付けていません。
今まで使ってきたモバイル機でも画面に傷を付けたことないですし、
傷が付きやすいNDSやPSPでも大丈夫だったので、PSPやNDS等で
傷を付けた経験がある方は付けたほうがいいでしょうね。
~つづく~



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Friday, August 21, 2009

Brule Viliv S5を入手しました。

おそらく世界最小のWindowsマシンであるBruleの
「Viliv S5」(ビリーブS5)を注文、ようやく到着しました。届くまで1ヶ月近く掛かりましたよ。

Windowsマシンの大きい要因だったキーボードを取っ払い
6時間の動作時間を確保したマシンです。

基本スペックは以下の通り
CPU Intel Atom 1.33GHz
OS  WindowsXP Home(日本語版)
メモリ DDR2-1GB
液晶 4.8インチ WSVGA(1024x600) タッチパネル液晶
通信 WLAN 802.11b/g Bluetooth 2.0+EDR GPS Sirf Star3
バッテリー 通常利用時(SSD):最大7時
サイズ 154 x 84 x 24.4 mm
重さ(バッテリ込) 64GB SSD:約402g

購入したのはSSD64GBのWindowsXPモデル
標準添付品としてヘッドフォンとACアダプタとスライタス付ストラップが付いてきました。さらに予約のオマケでレザーケースと予備バッテリーと車載用フォルダーとシガーアダプタと固定用のゲルパットが付いてきました。予備バッテリや車載アダプタより、ドッキングステーションが欲しかったかも。 
まあこれで普通のノートPCでは出来なかった寝転がりながら画像データ眺めたりWEB巡回したりできますぜ。しかし、iTuneとかインストールして携帯できるし、音質もいいし、結構使えるデバイスかも。

早速、セットアップから
バッテリーを本体に付けます。非常に硬いです。壊れるかと思うほど強く押し込まないと正しくはまりませんでした。慎重に確認しながらやってくださいね。

Bruleから送られてきたものはメーカー提供のBIOS、ドライバ、ユーティリーティは最新になっていました。C:\にPDFのマニュアルが入ってますけど、PDF Readerがインストールされてないので読めません。
USBメモリで転送してみるか、PDF Readerをインストールする必要があります。
それからなぜかK-Lite Codec packがインストールされてました。ffdshowとXvid、MPEG2-decoderなど動画再生に必要なcodecが殆ど入っているのでそのまま各種フォーマットの動画が再生できるかと。
あと、OSがWindowsXP SP2のままで、SP3の適用がされていません。
そのため大量のWindowsUpdateをかけなくてはなりません
長時間に及びますので、内臓の無線LANだとストレスが溜まりますので、USB接続の有線LANアダプタを用意しましょう。


USBデバイスを接続できるコネクタは1つのみなので、USB-HUBも用意する必要があります
USB-HUBとLANアダプタが一体となったLogiteのLAN-TX/U2H3Bなどお勧めです。
さらにUSB-LANアダプタのドライバをインストールするために、USBメモリも用意しておきましょう。
ネットやCD-ROMからUSB-LANアダプタのドライバをUSBメモリに入れて「Viliv S5」に渡すのに
使います。

USB-LANアダプタのセットアップ
1.別のPCでUSB-LANアダプタに付いて来たCDの中身のドライバだと思われるファイル全
 (デレクトリ含めて)USBメモリにコピーします。(CDが付いてこなかった場合はネットでメーカー
 ページからダウンロード。)
2.USBメモリを「viliv S5」に接続。
3.
「viliv S5」のSSD/HDDに適当なデレクトリを作成してドライバ内容をコピ
4.
USB-LANアダプタのマニュアルにしたがってセットアップを実行。(setup.exeの実行でOKなハズ)
 LAN-TX/U2H3Bの場合だと接続する前に
ドライバをセットアップしておいて、終わってから接続。
5.LAN-TX/U2H3Bに差し替えて正常に認識、動作する手順でした。


光学ドライブが付いてないマシンには多いのですが、OSのリカバリ用メディアが付いてこないため、HDDやSSDが壊れたときの為に自分でリカバリ用のバックアップを作る必要があります。
一応、隠しパーティションにリカバリデータが入っていてBIOSからリカバリできるようになっているので
OSを壊して起動できなくなっても復旧は出来るようです。でも、データクラッシュやウイルスとかで壊れることもあるから確実に直せるわけでもないですし、やっておいたほうがよいでしょうね。
また他のソフトをインストールする前にSP3のパッチを当てておいたほうが良いです。
色々インストールした後でSP3のパッチを当てると起動しなくなるとかエラーになる場合もある人も居るようなので。

バックアップを作るためには以下の四点が必要になります。

・リカバリー領域をパックアップするためのソフトウェア
・バックアップソフトを起動するためのハード(USBメモリやUSB接続のCD-ROMドライブなど)
・バックアップを保存するためのメディア(大容量USBメモリか、USB接続のHDDなどが必要です。私はバックアップイメージが8GBになりました。10GB以上用意しておいたほうがよさそうです。)
・USBキーボード(BIOSやソフトを操作するため)

バックアップソフトはWindows上で動くものもありますが、それだとOSが壊れて起動できなくなったときに使えないので
単独で起動してUSBのデバイスを認識してリストアできるものである必要があります。
USBブートのLinuxを使いこなせる人はLinuxのシステムと付属のソフト(partimage)で出来ます。
フリーのリカバリ領域バックアップツールとして、以下のようなソフトもあります。
私は市販ソフトAcronis True Image 10 Home を使用してパーティションのバックアップイメージをUSBハードディスクに保存しました。
SSDにはパーティションが3分割されており、3っ目にBIOSからのリカバリ用データが入っているようで、通常のパーティション(FAT32やNTFSゃEXT3など)とは違うものでした。
保存するのに2時間ぐらいかかりました。まったりやりましょう。

ちなみにリストアするには起動時Vilivのロゴが出ている間に[MENU]キーを押してBIOS画面に入ります。
BIOS画面の操作にはUSBキーボードが必要です。
BIOSのBootの項目で起動優先デバイスをリカバリ起動デバイス(CDROMなど)が優先になるように設定・保存して起動します。
あとはソフトが立ち上がったらリストアを選択してバックアップイメージを指定すればリカバリできます。

~つづく~
P.S 追記分は青色で表記

Brule「Viliv S5」
~重量約410gを実現したGPS内蔵のAtom搭載UMPC

Logite LAN-TX/U2H3B






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